滋賀県湖南市
鉄骨平屋建て 440. 40㎡の地域総合交流センターです。
木・造作工事及び木製建具・家具工事を担当させて頂きました。
外部の軒裏には非常にきれいな奈良県産の吉野桧を羽目板で採用しました。
古くから桧はお城や宮殿、そして寺社仏閣などの大規模木造建築において多用されています。
桧の持つ頑丈な強さ、そして湿気や害虫、腐りに強い耐久性がその理由となります。
現在も残る世界最古の木造建築とされる「法隆寺」にも、吉野の桧が使われているとされています。
法隆寺は1300年も前に建てられていますので、その耐久性はなんと1300年。
まさしく外部にはもってこいの「桧材」でした。
今回は公共事業でしたが、地域を活性化させる施設に携わらせて頂き、周辺の方々にすこしでも幸せな気持ちになれるように丹精込めて工事をさせて頂きました。